3期目に向けて

こんにちは。衛藤昂です。
師走を迎え何かと慌ただしい時期となりました。
Jump Festivalは一足先に慌ただしい時期を過ごし、無事に2期目を終了しました。

今回、1-2期の振り返りと、3期目に向けた目標を書きました。団体について書くのは「設立への想い」以来となります。
設立以降走り続けて、ようやく活動を振り返ることができました。

■ 感謝

楽しいジャンプイベントをみんなで作りたい。
その想いを胸に、2つの公認競技会と3つの街中イベントを開催しました。怪我や事故なく開催できたのは、ご支援いただいた企業•団体の皆さま、運営サポートいただいたスタッフの皆さまの支援があったからこそです。
本当にありがとうございます!

■ 街中走り高跳び

(1) 地域の輪

街中では「人・企業・自治体・学校・陸上界」の方々にご協力いただき、1つのイベントを創出しています(下図)。
普段は交流する機会が少ない人たちですが、準備や運営の過程においてそれぞれの強みを活かし、新たなコミュニティやイベントの温かみが生まれていくのを実感します。

以前、チェコやドイツのハイジャンプツアーに出場したときにどこか温かみのようなものを感じていたのですが、自身が主催者になったことでその理由に気がつくことができました。

Jump Festivalの力はちっぽけですが、みんなで協力することで新たな景色を創造することができています。
今後も繋がりを大切にしながら、活動を続けていきます!

(2) 走り高跳びのポテンシャルを引き出すために

走り高跳びの
✔︎ バーが残れば成功・バーが落ちれば失敗
✔︎ 選手の助走に合わせた手拍子の応援
は単純明快で、イベント時の強みであると実感しています。

JUMP FESTIVAL in KOBEではより楽しく・より魅力が伝えられるように、音楽による盛り上げやMCによる実況、走り高跳び経験者による解説、出場選手の人数調整など、たくさんの仕掛けを行っています。
高校生の白熱した試合展開に会場が一体となり、楽しい空間が作られていると感じます。

一方で「成功する時と失敗する時の違い」や「選手の心理面」など、まだまだ面白さやマニアックな部分を伝えきれていないと感じています。

今後は、より観客を巻き込める見せ方や、より走り高跳びのポテンシャルを引き出す仕掛けを、他競技やスポーツ以外の分野からも取り入れていきます。

■ 跳躍公認競技会

コロナで試合がなくなった選手のモチベーションの維持や公認記録を残す場になれればと思い、昨年急遽長居で公認競技会を開催しました。
また、地元にも貢献したいと思い今年は伊勢で開催し、2大会を通じて様々な挑戦をさせていただきました。

・ピット近くの観客エリアの設置
・高校生、マスターズ、パラなど幅広い交流
・スポーツ×ツーリズム
・選手や役員の負担が少ない手続きや運営

日常的に試合が開催されるようになってきたことで、Jump Festivalとしては代替試合の役目を終えられたと感じています。
来年以降は開催しない方向で考えていますが、また機会がありましたら開催できればと思っています。

■ 今後に向けて

今後は街中でのイベントを主軸に活動を行っていきます。
その中で3つの目標を立てました。

① イベント内容の充実
② 街中の公認競技会
③ 他の地域でも開催

定量的な目標として、街中で跳ぶ選手(街中ジャンパー)や体験者、観戦者を倍増していきたいと思っています。
たくさんの人に「ジャンプでワクワクを」届けられるよう1歩ずつ歩みを進めていきます。

少し早いですが、2023年もJump Festivalをよろしくお願いします!

Jump Festival
衛藤昂

この記事を書いた人

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