【振り返り】JUMP FESTIVAL in KOBE 2025

こんにちは。衛藤です。
今年も11月3日に、鉄人広場でJUMP FESTIVAL in KOBEを開催することができました。

少し肌寒く風の強い一日ではありましたが、事故や怪我もなく、笑顔あふれる一日になりました。

ご協賛、ご協力いただいた企業・団体の皆さま、そして運営を支えてくださったスタッフの皆さま、本当にありがとうございました。

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目次

■ 第5回のテーマ「より身近に」
■ 会場を盛り上げた選手たち
■ 初の試み 陸上体験ブース
■ クリニックからエキシビションマッチへ
■「身近に」感じてもらえる場所に
■ おわりに

    ■ 第5回のテーマ「より身近に」

    今年のテーマは「より身近に」。

    第1回から積み重ねてきた5年間を振り返ると、初めは広場と通路の間に“見えない壁”のようなものがあるように感じましたが、今年は、ふらっと通りかかった人が足を止めて見てくださったり、気軽に陸上体験ブースに立ち寄ってくださったりと、その壁がなくなってきたように感じました。

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    「競技場を飛び出して、陸上競技をより身近に」という想いが、少しずつ形になってきたように感じました。

    ■ 会場を盛り上げた選手たち

    高校生から社会人まで、各選手がそれぞれの持ち味を発揮したジャンプを見せてくれました。

    特に印象的だったのは、高校生選手が積極的に会場を盛り上げようとしている姿勢でした。

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    以前は手拍子を恥ずかしがる選手もいましたが、今年は1本目から観客に手拍子を求め、自ら雰囲気を作り出す姿が多く見られました。

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    緊張感の中にも、観ている人と一緒に楽しもうという空気があり、それがジャンプの力にもなっているように感じました。

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    これまでは「今日は楽しんで」と声をかけていましたが、今年は選手の方から「今日は楽しみます」と声をかけてもらえるようになりました。

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    イベントを心待ちにしてくれ、会場を盛り上げようとしてくれる気持ちが、本当に嬉しかったです。

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    ■ 初の試み 陸上体験ブース

    陸上体験ブース(立ち幅跳び、ハードル、投てき)では、どの種目も体験してもらえるようスタンプラリー形式にしました。

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    子どもたちが楽しそうに何度もチャレンジする様子が印象的でした。
    また、ブースの周りには真剣に取り組む子どもたちを見守る親御さんの姿もありました。

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    各ブースを担ってくれたスタッフには、各種目のトップ選手もいて、盛り上げたり子供たちが挑戦しやすいような雰囲気を作ってくれました。

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    鉄人28号の背後で参加者が集まるか不安もありましたが、用意していた参加賞がなくなるほどの盛況となりました。

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    ジャンプフェスティバル=走り高跳びだけでなく、種目の枠を越えて「体を動かす楽しさを共有できる場」になれたことが、とても嬉しいです。

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    ■ クリニックからエキシビションマッチへ

    今年のクリニックは対象を小中学生に絞り、できるだけたくさん跳んでもらえるようにしました。

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    1本跳ぶごとに上達していく様子が見られ、最後は観客の手拍子の中で跳ぶ姿に、会場全体が温かい空気に包まれました。

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    クリニック参加者は、直後に行われた高校男子の部も最前列で観戦し「来年は自分も」と目を輝かせていました。

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    クリニックに参加した選手が、数年後にエキシビションマッチで跳ぶ姿を想像すると楽しみです。

    ■「身近に」感じてもらえる場所に

    イベントでは、明石浦漁業協同組合から明石のりを、MOMOSE工房から長野の信州りんごをご提供いただきました。

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    それぞれの代表である戎本さん、百瀬さんとお話しさせていただく中で、明石の海では栄養塩が減少して魚が減っていることや、信州のりんご農園では温暖化の影響で色づきが悪くなったり日焼けしてしまっている現状を伺いました。

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    僕自身もこうした環境の変化が起きていることを初めて知り、会場でも海や農園の取り組みを少しでも知ってもらえたらと思い、魚釣りゲームや紹介チラシの配布を実施させていただきました。

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    小さなきっかけかもしれませんが、参加者が環境問題を身近に感じてもらえる場所になっていたら嬉しいです。

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    ■ おわりに

    第5回を迎えたJUMP FESTIVAL in KOBE。

    跳ぶ人、観る人、支える人が、それぞれの立場で関わりながら、同じ空間でワクワクを共有しているようになってきました。

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    これからも「街中走り高跳び」が神戸の秋の風物詩として根付いていけるよう、より楽しく、より身近なイベントを目指してやっていきたいと思います。

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    “ジャンプでみんなにワクワクを”

    衛藤 昂

    この記事を書いた人

    Jump Festival